2017年3月3日金曜日

ハードル

明日は三段リーグの最終日です。

今回は8-8の人にまで、可能性が残されている

2位の椅子は大混戦です。

自分の弟子も、宝くじに当たるくらいの

確率かなと思いますが

チャンスは残されました。

1期目は最終日でやっと降段点を回避

だったので、それから考えると

かなり良くなっています。

女流棋士の話の時に書きましたが

三段リーグは相対的制度です。

これは、運営面から考えられた制度で

棋士を目指す人の大きなハードル。

三段リーグの前は絶対的な制度で

規定の成績を取れば何人でも棋士に。

どちらがいいかは難しいですが

なった時のリターンとなるハードルの高さ

そのバランスが大事かなと思っています。

自分の感覚では、今はバランスが悪く

ハードルの高さにリターンが見合わない。

ハードルを下げて、多くの人が棋戦に出て

上位の人はたくさん賞金。ゴルフのような

制度にするのも1つの選択肢だと思いますが

棋戦に参加者を増やすと、事務局がパンクして

運営が回らないことになりそうです。

どうするべきかは、難しいですが

今の制度で行くなら、連盟自体がもう少し

大きくならないと、いけない。

状況は、自分が棋士になった15年前と

あまり変わらない感じがします。

1 件のコメント:

  1. 奨励会卒業者へのリターンを増やすため、棋士の給与体系(賞金対局料含む)を見直し、「下位者に優しく、上位者にはちょっと我慢してもらう」感じにしたらどうでしょうか。棋士の最低所得が上がるので、多くの場合、リターンは上がると思います。対局料等はスポンサーの兼ね合いもあって簡単に変更できないというなら、将棋連盟が上位者から「税金」を徴収し、それを下位者に分配するという方法もあり得るかも知れません。
    「厳しい勝負の世界」みたいな看板は下ろして、やや社会主義っぽく?しちゃえばいいと思うのです。ぶっちゃけ棋士には所得下位者の方が多いでしょうから、そのような制度改正は多数の賛成を得やすいのではないでしょうか。

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